moqueche

丈夫なのに柔らかい
モケットをもっと暮らしの中に!

モケッシュとは

手軽に、気軽に、シンプルに。

時代のニーズに即した、必要最低限の荷物を持ち運ぶサコッシュバッグです。

電車のシートとして100年以上使われてきた、確かな実績を持つ実用的な「モケット」を使用。高野口の織物ならではのタフで優しいこの生地を、もっと身近に手軽に使ってほしい。そんな想いとともに作られています。

※ モケッシュは米阪パイル織物株式会社オリジナル商品の商標です

モケッシュの特徴

①実用性
ンパクトでありながら、財布・スマホ・カギといった必要最低限の荷物が入ります。

②身体に寄り添う快適性
ちょっとやそっとの揺れでは身体から離れない「よりそう」感覚が、荷物を持つことで生じる身体の負担を軽減します。

③長く耐えうる耐久
1年365日、入れ替わり立ち替わり人が座る電車やバスの座席シートは、耐久性が生命線です。摩擦に強く、生地が破れたり、ほつれたりしにくいのが何よりの魅力。モケッシュでも、ヘビーユースに耐えうる耐久性は受け継がれています

どこか懐かしい味わいを
なめらかでずっと触っていたくなる心地よさが、モケットの持ち味です。上品かつクラシカルでありながら親しみやすい雰囲気は、流行とは無縁。シンプルなつくりや色味は、身につける人やコーディネートを選びません。


なぜ、モケットでバッグを作るのか…

開発を進めるなかで、生地は出来てもバッグの形にしてもらう肝心の縫製パートナーが見つからない、という壁にぶちあたりました。

実はモケットは、しっかりしたバッキング加工がされているので丈夫ですが、革や分厚い帆布を縫う特別なミシンが必要で、さらに滑りやすいのでズレなく縫うことが大変難しい素材だから、安易にOKしてもらえなかったのです。

それでも「やってみましょう」と快く引き受けて下さったパートナー様と試作を繰り返し、どうにか完成。無事、販売することができました。

何故そんな労力と時間と資金を使って経験のないモノ作りにチャレンジしたのか?

理由は、だれもが一度は目にして、触れたことがあるはずなのにその魅力があまり知られておらず、暮らしのなかで活用されていない…から。

昔はいろんなものに使われていたけれど、コスト削減という時代の要請にはあらがえず、電車やバスのシートくらいしか見かけることがなくなってしまった・・・

1965年以来、モケットを製造し、そんな状況にもどかしさを感じていた私たちが、モケットをより身近に感じてもらおうと作ったのがモケッシュなのです。

私たちはこれからも、後世に高い技術を伝えていくためにも敢えてこうした製作にチャレンジしていきたいと考えています。