意外と知らない?ブランケットの一般的なサイズと活用アイデアを図やイラストとともにご紹介。
また寝具としてだけではなくリビングルームやその他での使い方も提案します。
ブランケットの一般的なサイズ
ブランケットのサイズは作り方や素材などで多少の違いはありますが、次の種類が一般的となっています。
・ダブルサイズ=180×200㎝
・セミダブルサイズ=160×200㎝
・シングルサイズ=140×200㎝
・ハーフサイズ=100×140㎝
・クォーターサイズ=70×100㎝
・ベビーサイズ=85×115㎝
最もポピュラーなのは寝具として使われるシングルサイズです。
その2分の1がハーフサイズ、4分の1がクォーターサイズ。
ベビーサイズは基本的にベビーベッドやお布団に合わせたものです。
なんだか当たり前のような、何気なく作られた大きさのような気がしませんか。
ところが、実際に使ってみると年齢や体格あるいは生活のシーン、ライフスタイルに合わせて使い分けができる絶妙な大きさになっています。
ブランケットはフラットでシンプルな一枚の織物ですが、より快適に暮らすためのファブリックと捉えると、寝具だけでなくもっと活用の幅が広がるのではないでしょうか。
2・ブランケットを”もっと”活用するアイデア
一年中、365日ブランケットと向き合っている私たちが発見した活用アイデアやおすすめしたい使い方をご紹介していきましょう。
・ベビーサイズ(80×115㎝)=ベビーケット
ベビーサイズは乳幼児の掛け寝具や敷き毛布として使われることが多いです。小さいのでかさばらず洗濯もしやすく、バギーでお出かけの時や自動車の中でも重宝します。
おくるみの代わりにもなりますので、できれば洗い替えも含めて何枚か持っておかれるとよいでしょう。
・クォーターサイズ(70×100㎝)=クォーターケット
クォータ(サイズ)ケットはシングルサイズ(140×200㎝)のちょうど4分の1の大きさ。小さいのでベビーや幼児用と思われがちですが、意外とマルチに使えるものなのです。ここでは大人用+アルファの活用方法をお伝えしましょう。
まず、大人用としてお薦めしたい使い方は「ひざ掛け」です。
オフィスなどで使う時、普通のストールでは端が床に付いて汚れることがありませんか。
クォーターサイズなら、座面まで高さ40㎝くらいの比較的低い椅子でも大丈夫。足元の冷えはしっかりカバーしつつ、端が床に付かないという絶妙な大きさなのでオフィスだけでなく普段のお出かけやアウトドア、スポーツ観戦の時にもぜひ!
次に・・・自家用車に常備することをお薦めします。
ひざ掛けとしてだけでなく、畳んでもクルクル丸めても嵩張らないので場所を取らず、腰が痛くなったらクッション代りに使っても良し。枕に使っても良し。常備しておくと災害などの非常時にも、きっと役立つことでしょう。
家ではお昼寝やソファで転寝する時に、お腹にちょっと掛けるのにピッタリサイズ。
眠る時は、足元やまた肩口に置くと冷たい空気が布団に入るのを防いでくれます。(オシャレに言うとスローケットのようなもの)
もちろん、ストールとして肩に掛けて使うことも可能で、前を安全ピンなどで留めるとちょっとした作業もできます。
そして+アルファは、犬や猫など家族の一員であるペットのための活用です。
特に年老いたペットの寝る場所は、気を遣ってあげたいものです。
自然な綿素材を使ったパイル織物は毛羽抜けが少なく、柔らかく弾力性と通気性もあるので、気持ちよく過ごしてくれそうですね。 小型犬や猫には半分に折るとちょうど良いサイズになります。
・ハーフサイズ(100×140㎝)=ハーフケット
シングルサイズの半分とはいえ、持ち運ぶには嵩張るので、おもに寝室やリビングで足元を温めるケットとして上半身全体を温めるストールとして活躍します。
もっと活用するアイデアとしては、大きさを活かしてソファや椅子にカバーのように掛けるインテリアのファブリックとしての活用です。
ジュニアに適した大きさゆえ、かわいいキャラクター柄が目立ちますが大人・子供問わず使えるシンプルな幾何柄や無地のものも多数、販売されています。最近は「インテリアに合う色」を意識して作られておりコーディネートもしやすくなりました。
イチ押しの素材は「綿」。肌触りが良い、摩擦に強く静電気の発生も低い、洗濯機で洗えます。
また、高野口のパイル織物は織り方のバリエーションが豊富なので、冬は目の詰まったパイル織、春・秋はガーゼ織、夏はさらっとしたインナーパイル織など季節や体質、ライフスタイルに合わせて使い分けが可能です。
シングルサイズ(140×200㎝)
ハーフサイズと同じようにインテリア・ファブリックスとしても活用できるのがシングルサイズです。
ソファや椅子は頻繁に買い替えできませんが、ブランケットなら簡単にインテリアのイメージチェンジを楽しめるので、ぜひお試しください。
3・「あったらいいのに」に応え、進化するブランケット
ここまでは一般的なサイズのブランケットの活用方法についてお伝えしてきました。
視点を変えると1枚何役にも使えるファブリックですが、寝具のサイズに準じた数種類のサイズでは対応できる限界がありますし、満足できないこともあるでしょう。
例えば「横幅がもっと長い方が(または短い方が)使いやすいと思う」
「問題を解決するために特化したブランケットがあってもいいのでは?」など生活者からの声が寄せられています。
こんなお客様の「あったらいいのに…」にお応えするのも、私たちファクトリーの仕事。
四角いものだけではなく小さい丸いものや、伸び縮みするもの、ボタン付きの3way ketなどなど、高野口のブランケットは暮らしに寄り添い、より使いやすく進化ingです!